新型コロナウイルス、初期症状と感染が疑わしい時の対応

新型コロナウイルス感染拡大の中、ちょっと咳き込んだり、体調が悪いと「感染したのでは?」と、不安になってしまいますね。

そこで、どんな初期症状があるのか、感染が疑われる時どうしたらいいのか、信頼出来る情報を集め、まとめてみました。

1、感染した場合の症状と感染が疑われる時の対応

◎日本耳鼻咽喉科学会(公式HPより転載)

37.5度以上の発熱が4日以上続く場合や、咳、息苦しさ、だるさがあれば、お住まいの区市町村の帰国者・接触者相談センターにご相談ください。厚生労働省のホームページからも確認することができます。

各都道府県における帰国者・接触者相談センター紹介(厚生労働省)

②急に「におい」や「あじ」の異常を感じるようになった場合には、万が一、新型コロナウイルス感染症であったときに、周囲の人に感染を拡大する可能性がありますので、2週間は出来るだけ不要不急の外出を控えてください。その間、医療機関への受診は控え、体温を毎日測定し、手洗いをこまめにしてください。人と接する際にはスクをつけて対話をしてください。

嗅覚・味覚障害の治療は急ぐ必要はありません。自然に治ることも多いのでしばらく様子を見てください。特効薬はありませんが、
2週間経っても他の症状なく嗅覚や味覚が改善しない場合は耳鼻咽喉科外来を受診してください。
日本耳鼻咽喉科学会

◎国立がんセンター(公式HPより転載)

もし、呼吸器症状が出たら

通常の軽度の感冒様症状(発熱や咳など)であれば2日ほど様子を見てください。症状が重い場合や、症状が続く場合(2日経過しても体調が改善傾向とならない場合)はかかりつけの担当医へ電話で相談しましょう。
なお、病院は新型コロナウイルス感染症にかかるリスクの高い場所ですので、軽い症状のみでのむやみな受診は避ける必要があります。

新型コロナウイルス感染症の特徴

・呼吸器症状が中心で、多くは軽症だが一部重症化することもある
・初期は風邪との区別が困難な症状(発熱や咳など)だが、改善なく持続・悪化する場合は注意

感染した際の症状は発熱や咳が中心で、下痢や嘔吐などの消化器症状の頻度は低いと報告されています。
ただし、入院時は発熱症状を伴う症例が半数以下だったという報告もあります。

国立がんセンター

◎WHO調査報告(NHKのHPより転載)

2月20日までに中国で感染が確認された5万5924人のデータについて分析

▽発熱が全体の87.9%
▽せきが67.7%
▽けん怠感が38.1%
▽たんが33.4%
▽息切れが18.6%
▽のどの痛みが13.9%
▽頭痛が13.6%などとなっています。

また、感染すると平均で5日から6日後に症状が出るとしています。

重症患者

呼吸困難などを伴う重症患者は全体の13.8%、呼吸器の不全や敗血症、多臓器不全など命に関わる重篤な症状の患者6.1%だったということです。

重症や死亡のリスクが高いのは60歳を超えた人や高血圧や糖尿病、それに、循環器や、慢性の呼吸器の病気がんなどの持病のある人だということです。

子ども

逆に子どもの感染例は少なく、症状も比較的軽いということで、19歳未満の感染者は全体の2.4%にとどまっていて、重症化する人はごくわずかだとしています。

子どもの感染について報告書では多くが家庭内での濃厚接触者を調べる過程で見つかったとしたうえで、調査チームが聞き取りを行った範囲では、子どもから大人に感染したと話す人はいなかったと指摘しています。

致死率

5万5924人の感染者のうち死亡したのは2114人で、全体の致死率は3.8%でした。

致死率は高齢になるほど高く、80歳を超えた感染者の致死率は21.9%と5人に1人に上っています。

特に合併症の患者は致死率が高く、
▽循環器の病気がある人は13.2%
▽糖尿病が9.2%
▽高血圧が8.4%
▽慢性の呼吸器の病気が8.0%
▽がんが7.6%となっています。

また、感染拡大が最も深刻な湖北省武漢は、致死率が5.8%なのに対し、その他の地域では、0.7%と大きな差が出ています。

さらに、ことし1月1日から10日までに発病した患者の致死率は17.3%となっているのに対し、2月1日以降に発病した患者の致死率は0.7%と低く、感染拡大に伴って医療水準が向上した結果だと分析しています。

以上。WHOの調査報告ですが、中国での感染拡大初期のデータなので、致死率が高いですが現在は医療対応が成され致死率が下がっているようです。何かと批判されることの多いWHOですが、このようなデータに偽りはないと思います。

NHK

◎日本小児科学会(公式HPより転載)

【Q】子どもが新型コロナウイルスに感染するとどのような症状がでますか?

 【A】子どもの感染者数は成人と比べると少ないですが、感染しやすさは成人と変わらないこともわかってきました。家庭内で感染している例が多く、発熱、乾いた咳を認める一方で、鼻汁や鼻閉などの上気道症状は比較的少ない様です。成人と同じように、発熱が続き肺炎になる例も報告されています。一部の患者では嘔吐、腹痛や下痢などの消化器症状を認めます。
血液検査でも明らかな特徴はありません。胸部エックス線検査や肺のCT検査を行うと肺炎が認められる患者もいますが、ほとんどが1-2週で回復しています。感染していても無症状である可能性も指摘されていますが、子どもは正確に症状を訴えられないことに注意しなければなりません。

日本小児科学会

2、身近に起こっている、コロナ感染関係の事例

私の身近なところで起きてる。リアルなコロナ感染関係の事例です。

①近所の小さな個人病院では、新型コロナウイルスが疑われる人、発熱のある人は「来院断り」の張り紙がしてあります。そんな感じですから、コロナ感染が疑われる場合、病院で拒否されることもあると思うので、まず病院へ電話してみて、それで受診してもらえないようなら、行政の相談窓口に電話して指示を仰ぐ、というのがよいでしょう。

②また、つい最近職場で、仕事中に体調が悪くなり救急搬送(救急車を呼んだ)された人がいました。その人は発熱もあったので、職場の上司が病院にPCR検査を要求しましたが、「その必要は無い」の一点張りで検査はしてくれなかったそうです。こんな感じですから、中々PCR検査というのはやってもらえない状況のようです

(幸い、救急搬送された人は感染者ではなかったようで、今は元気に職場復帰しています)

3、感染が疑われる時、大切なこと

冷静に落ち着いて行動することが大切です。

今の状況だと、調べれば調べる程、すぐに、医療機関の迅速な対応や、適切な処置をしてもらえなかったりすることも、多々あるようです。そのような事態も起こりうる、ということも前もって覚悟しておけば、慌てることもないでしょう。

感染が疑わしい時は、自分が感染しているという自覚で、極力人との接触を避け自粛することも大事なことでしょう。

まずは、感染しないよう、出来る努力はして感染対策を行いましょう。

「密閉」「密集」「密接」三密にならず、マスクをして、マメに石鹸で手を洗い、ステイホーム!

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nora

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シニア世代の自由人、趣味のオヤジバンド・野鳥写真・風景スケッチ等で西多摩方面に出没