マイニングリグ稼働までの全記録 part2 マイニングリグ構築編

Iroha Magazineのミズグチです!

仮想通貨に興味を持ちその日のうちに口座を開設。一週間後にはマイニングマシンを構築していました。仮想通貨の取引所口座の開設からマイニングマシン構築までの記録を公開します!今回はリグ構築編です!

part1 背景・口座開設編
part2 マイニングリグ構築  [今回の記事]
part3 マイニングツールインストール編(Nicehash Miner導入)
part4 マイニングリグ最適化編(AfterBuner導入)

マイニングとはマシンパワーを売ること

仮想通貨を生み出すことをマイニングと呼びますが、鉱石を掘るようなイメージで仮想通貨をザクザク掘るのではなく、仮想通貨のトレードに必要な計算をお手伝いしその対価として仮想通貨をもらいます

要するにマシンパワーを売るというイメージですね。

そしてその計算が得意なハードウェアとしてグラフィックボードが注目されており、グラフィックボードの数が多ければ多いほど、性能が高ければ高いほどたくさんの仮想通貨を生み出すことが出来ます

そのため、マイニングリグというのはいかに性能の高いグラフィックボードをたくさん搭載することが重要となっています。最近ではマイニング専用のグラフィックボード等が販売されるようになっています(それはもうグラボと呼ぶのだろうか…笑)。

ただし個人で構築するには予算の上限もありますし、家庭の電源容量の問題もあります。今回ははじめての構築であり、初期投資をいきなり何十万とするのは怖かったので、グラフィックボード4枚を前提にマイニングリグを構築しました

パーツの選定

普段使っているパソコンが6年ぐらい使っていたので、買い替えも兼ねてマイニングリグを構築しています。ですのでCPUやメモリ等はマイニングリグとして使うにはやや高いパーツで構築していますので、専用機として構築する方はもう少し初期投資を抑えることが出来るかと思います。

購入したパーツ一覧と費用

以下に購入したパーツ一覧を記載します。Windows OSとSSDについては流用しているため購入していませんので必要に応じて購入してください。

これらのパーツを選定した理由等については以下にて説明します。

マザーボード:BIOSTAR TB250-BTC

グラフィックボードを複数枚搭載するため、複数枚に対応しているマザーボードを選ぶ必要があります

グラフィックボードの端子はPCI-E Express 16xの端子ですが、16x端子は幅が広いためこのままでは複数搭載にむいていません(そもそも16xで2枚以上接続可能なマザーボードはなかなか無い)。

そのため、最近のマイニングリグ専用マザーボードでは、16xのままマザーボードに接続するのではなく一度一回り小さい1xの端子に変換してからマザーボードに接続します。

前段の説明が長くなりましたが、要するにPCI-E 1x端子がたくさんついているマザーボードにするというのがポイントとなります。

今回はマイニング向けのマザーボードであり1x端子が5個+16x端子が1個ついていて、比較的安価なTB-250-BTCにしました。PCI-E 16x⇔1xへの変換については、ライザーカードというものが必要となります。こちらはグラフィックボードの数だけ必要となります。

グラフィックボード(16x)~ライザーカード(16x⇔1x)~マザーボード(1x)

↑のような感じの接続になります。

CPU:intel core-i5 7500

普段使いを考えコスパ重視でcore-i5を選定しました。専用機であればマイニングではCPUは重要ではないため、celelonなどのCPUで十分かと思います。またCPUマイニングも可能なため、CPUの性能が高いほうが効率的に採掘可能なためこちらを選びました。BitzenyをCPUマイニングする予定です。

メモリ:Crucial DDR4-2400 8GBx2

こちらも普段使いを考えて16GB載せていますが、
専用機の場合はDDR4規格で4GB程度あれば問題ないかと思います。

SSD:SanDisk SSD UltraII 480GB 2.5インチ

マイニングにおいては静音性や消費電力を考えるとSSD一択です。こちらも専用機であればOSが入る容量で問題ないかと思います。私は普段使い用として2TBのHDDも接続しています。

GPU:玄人志向 GEFORCE GTX1060 GF-GTX1060-3GB

一番重要なパーツです。結果的には入手のし易さとコスパ重視でGTX1060の3GBにしました。いろんなサイトでハッシュレート(性能を表す値)を調べて比べてましたがGTX1060 6GBモデルとの差はあまり無いにも関わらず、3GBモデルは5000円以上安いので3GBモデルにしました。

GTX1070はコスパは良いのですが初期費用が高くつくためGTX1060としました。GTX1050についてはGTX1060と比べると性能が低く初期投資回収までに時間が掛かりすぎるため見送りました。

またRADEON系も考えましたが、特定の仮想通貨にしか強くないため汎用性を考えGeForceとしました。

電源:オウルテック 80PLUS GOLD取得 750W

グラフィックボードの次に重要なパーツです。グラフィックボードを複数枚搭載するため電力をたくさん使います。また、24時間/365日パソコンを全力でぶん回すので、電気変換効率が高いモデルにするべきです(GOLD以上)。

GTX1060 4枚であれば600W程度でも問題ないかと思いますが、少し余裕をみて750Wモデルのものをチョイスしました。

グラフィックボードとライザーカードでたくさんの給電ケーブルが必要となるので、ケーブルが不足しないことは注意が必要ですね。

ケース:アイリスオーヤマ メタルラック

一般的なPCケースでは熱がこもるのとメンテナンス性が低いため使用しません。アイリスオーヤマのメタルラックで黒色の渋い感じのものがあったのでこれの3段タイプをチョイス。グラボをたくさんつけるぞ!って方は4段とかでも良いかもしれません。

電源スイッチ

購入を忘れており慌てて購入したのが電源スイッチです。普通はPCケースについていますが、今回はメタルラックでの構築なのでスイッチがありません。ですので、電源スイッチも合わせて購入しておきましょう。

マイニングリグの組み立て

大まかな流れとしては以下の流れで構築します。この手順で進めれば問題なく構築することが出来るかと思います。正直はじめての自作PCですがあっさり作れてしまったので拍子抜けでした。

①各パーツをマザーボードへ取り付け(グラフィックボードやライザーカードは除く)
②電源を入れマザーボードのBIOS設定
③Windowsを立ち上げグラフィックボードのドライバーのインストール
④グラフィックボードとライザーカードの取り付け
⑤メタルラックへの取り付け

私のリグは↓のような感じで作りました。配線等が汚いのはご容赦ください。。

BIOSTAR TB-250-BTC BIOS設定

TB-250-BTCのBIOS設定についてはかなりトライアンドエラーを繰り返しました。

以下の写真を参考にしていただければ今回のパーツであれば複数のグラフィックボードを認識してくれるかと思います。

↓mining modeは「6x VGA」。

かなりガチャガチャいじったので他の画面もいじったかもしれません。他の設定が気になる方がいれば写真とりますのでコメント頂ければと思います。

それでもうまくいかない場合は、ライザーカードがしっかりささっているか、ライザーカードの端子等がどこかと接触していないか等、物理的なところも確認したほうが良いかと思います。

ディスプレイへの出力はグラフィックボード経由ではなく、オンボード前提の設定となっています。マイニングはグラフィックボードで行いますが、普段パソコンを使う場合はオンボードで出力するので動画の閲覧やゲームをしても重たくなることはありません。

メタルラックへの各パーツの固定方法

メタルラックには当然マザーボードを固定するネジ穴等ありません。そのため、プラ板とケーブルタイを使いマザーボードを固定しました。プラ板はそこそこ厚さがないと曲がったりするので注意が必要です。また穴あけ用にピンバイス等も必要になります。

まずはプラ板にケーブルタイを通す穴を空け、マザーボードとプラ板をケーブルタイで固定します。↓の写真の左側ではプラ板とメタルラックの固定、右側ではマザーボードとプラ板の固定をしています。

マザーボードとプラ板の間には熱を逃がす意味で高さをあけるため、写真のようなスペーサーで高さを稼いでいます。

グラフィックボードについては固定方法について悩みましたが、吊り下げ2本と下向けの固定用に1本の計3本のケーブルタイで固定しています。結構しっかり固定されているので多少の揺れではびくともしません。

他、電源やSSD、HDDも同様にぐるぐるとメタルラックの固定化し、かなりがっちりと固定が出来ました。案外メタルラックでも大丈夫ですね。

2017/10/29追記 GTX1070を追加しました

PCIスロットが1つ空いているので試しにGTX1070を購入し、追加しました。

GTX1060 3GBが大体27,000円でGTX1070が60,000円ぐらいであることを考えると資金回収まではGTX1060のほうが早そうですが、長い目線でみるとGTX1070のほうが良さそうですね。


これでマイニングリグは完成です!次回実際にどうやってマイニングするか等を説明していきたいと思います。

次回はマイニングツールインストール編(Nicehash Miner導入)です!


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ミズグチ

ミズグチ

神奈川出身、東京在住。Iroha Mazagineの記者と構築担当。 新しいモノが大好きで浪費癖が酷い。ロードバイク(TIME first)と音楽(ギター)が趣味。 YouTubeでミズハラゴウというユニットで音楽を中心とした活動もしています。 自分が気になるものは何でも記事にし有用な情報をお届け出来ればと思っています!