「アベノマスク」・・についての考察

本日の話題は、一時はTwitterでトレンド入りして炎上した「アベノマスク」についての一考だ。「緊急事態宣言」が発令された昨日今日と、メディアで取り上げられることもない、かなり影の薄い存在となっている今、あらためて取り上げてみたい。

4/1(水)ちょうど、一週間前、「布マスク全世帯2枚配布」という、政府が打ち出した、新型コロナウイルス対策が評判が悪く、悪い意味で盛り上がりを見せた。

1、布マスク2枚、配布側(政府)の思惑

◎安部首相 本会議でのコメント

・「急拡大するマスク需要の抑制を図り、国民の不安解消に資するように速やかに取り組みたい」

◎経産省 浅野大介のSNS発信コメント

・飛沫感染防止のため、マスクを使用してもらいたい。不織布(使い捨て)マスクは生産に限界があるし、医療方面で優先して回したい、だから、一般人は、洗って何度でも使える布マスクを使用してこの急場をしのいでもらいたい。

2、メディアと国民の反応

・「エイプリルフールかと思った

・「世界中で失笑され・・

・「現金配布が先だ!

・「何を考えておられるのでしょうか?」尾木ママ

・「アホの集まりか(政府)」百田尚樹

Twitterで「#アベノマスク」がトレンド入り

3、「アベノマスク」浦澤直樹のTwitter炎上

漫画家、浦沢直樹がツイートした絵が炎上した。

小さなマスクをつけた、さえない感じの安倍首相の「アベノマスク」と、タイトルがついたイラストだ。

浦澤さん最低です

頑張ってる人をおちょくる人だったんですか

と、安倍首相批判ではなく、浦澤直樹に対する炎上なのだ。

反対

漫画家が政治を風刺することの何がいけないのか
とのコメントも多数ある。私はこちらの意見は正論でその通りだと思う。

漫画家が権力者をおちょくるような漫画を描くというのは昔から定番だ。

このようなことで、盛り上がり賛否両論がある、というのはまだまだ日本は健全だし、この国難といっていい状況で、まだ余裕が少しはあるな、と思う。

4、アベノマスクは愚策か?

批判ばかりではないが、感染者が増え続ける、この先の見えない不安な状況で「手応え」のない対策で、不安を一掃するような一手ではないことは確かだ。

世界的に危機的な状況にある今、政府の仕事として、国民の不安を解消させるような仕事が出来てこそ、その役目を果たせると言えるが、反対に「こんなことしか出来ないのか」と、不安にさせるのでは困ったものなのだ。

批判的な意見の中に、「危機的な状況にある医療環境にまず支援を」という内容のものが多い。

これについては、政府は医療事業所(従事者)には、優先的にマスクを供給したりの支援は実はちゃんと行っているのだ。また、学童、児童についても、世帯配布とは別に無料配布を行うようだ。

つまり、そのような評価されるべき対応を政府としてやっているのに、マスク世帯2枚配布だけが、クローズアップされ批判されているのだ。

政府の広報活動のまずさという側面がかなりある。

このような危機的状況にある時こそ、そういった政府の広報活動というのは大切なのだ。
「アベノマスク」が良い悪いというより、広報活動等の、そういった政府の新型コロナウイルス対策の国民への見せ方に問題があるということだと思う。

こんな時こそ、強いリーダーシップで、先手先手の対策をスピーデーィーに施行し、たのもしい政府であって欲しいものだ。それがちょっとした演出であったとしてもだ。「そんな政府なら、「緊急事態宣言」のような個人の負担を強いるような対策でも受け入れ、協力する気にもなるというものだ。

そして、私たち一般市民は、やるべきことはやり、我慢すべきことは我慢して、個人の責任は果たして、この状況を乗り切らなければならない。

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nora

nora

シニア世代の自由人、趣味のオヤジバンド・野鳥写真・風景スケッチ等で西多摩方面に出没