悲観からは何も生まれない・・・by松下幸之助

今日は、この言葉・・

悲観からは何も生まれない

松下幸之助の言葉です。確かにその通りですね、悲観的なことばかり言ってたら、ますますドツボにハマるばかりで良いことはないですし、生産的なことは何一つありあませんね。

今日はこの言葉を掘り下げてみたいと思います。

1、現在のこの状況

新型コロナウイルスが世界的に感染拡大し、7都道府県での緊急事態宣言下の状況。どうしても悲観的にな考え方になってしまいそうな今日この頃です。メディアもどちらかというと悲観的に危機をあおるような報道が多く見られます。現実として緊急事態宣言などの影響で収入が減ったりすれば危機感は増し、先のことを思えば不安になるでしょう。

2、何故悲観的になるのか?

それは、人が状況を分析して、未来を予測する能力があるからです。

悲観の対象は今日ではなく、明日、一月後、半年後を予測しての悲観です。
そして、人間の考え方の特徴として、最悪の事態をリアルに予測しがちです。

それは人が長い歴史の中で、リスクを避け、安全な場所に身を置くことで生き延びて来たという、保身の条件反射のようなものです。長い生命の歴史の中で習得した生き残るための智慧であり「生命を存続させる」という目的のために、人にプログラムされた性質のようなものですね。ですからそれ自体は悪いことではありません。

3、悲観的な予測も、度を過ぎると役に立たない。

極論ですが、トコトン悲観的な未来予測をしみましょう。たとえば、この「緊急事態宣言」を悲観的に極端に捉えてみましょう。

こんなことやったって、感染は拡大してとんでもないことになる
自粛なんかしたって、爆発的に感染拡大して、何れ俺も感染するだろう

こんな風に、悲観するとします。そう考えるともう「絶望」しか未来にありません。自粛努力をする意味さえ無くなります。悲観的な予測はあくまで、予測であり妄想なのです。

でも、脳というのはそんなことを何度も繰り返し考えていると、自己暗示にかかったように、それが事実のようににインプットされてしまいます。それは、悲観予測が「恐怖」と連動しているからです。

この「恐怖」というのは何故発生するかというと「命」を守るための、人間の防衛システムの現れです。

「悲観予測」→「恐怖」→「生命に危機」の仕組みで脳の中の脳幹の、原始的な部分の命を守るシステムまで届きます。するともう根強い大きな恐怖となり心に刻まれることになります。

そうなると、最初の「悲観的な考え」だったのが「大きな恐怖」となったことでその恐怖に振り回されることになります

4、まず、現実を受け入れる。

では、悲観的にならないためにどうすれば良いのか。

それは「現実を受け入れる」ということです。

「現実を受け入れる」と言うと、「受け入れてるよ、だから悲観的になってるんじゃないか!」という反論があるかもしれません。しかし、それは本当の意味で「受け入れている」とは言えません。

もし本当に受け入れているとしたら、悲観的な言葉など出ないからです。受け入れる、ということは「納得した」「理解した」ということです。辛い現実に変わりはないのですが「しょうがない」と「あきらめる」と、いうことです。この「あきらめる」という言葉は「明らかにする」という言葉からきています。「現実を明らかにする現実を理解する」ということですね。

ですから、今回のこのCOVID-19感染拡大の事態も、事実を一旦受け入れ冷静に把握することが大事なんです。

5、「苦」の正体はほとんどが取り越し苦労

悩み」等の「」を分析すると、大体そのほとんどが、現実の今ではなくて、未来を予測してのことです。

今に生きる」「今を大切に」とよく言われるのは、まだ体験もしていない先のことばかり考え、不安になり考え過ぎて、それでくたくたに疲れてしまっている、というおかしなことになってしまいがちなのがちなのが、人の性質だからです。

仏教の基本的な教えも、そこに尽きます。何しろ、お釈迦様というのは「」についての研究では歴代でナンバーワンの人ですからね。

6、こんな時読みたいカリスマ経営者の本

私達の世代では、今日のお題の言葉の発信者、松下幸之助や本田宗一郎、稲盛和夫、出井伸之といった人たちの書。もうちょっと若い世代だと、ソフトバンクの孫正義、楽天の三木谷浩史、トヨタの奥田碩、ホリエモンこと堀江貴文も紆余曲折波乱万丈だけど、メゲナイ強さは凄いですよね。

大体、成功する経営者の本って、前向きでポジティブだから読んだ後に、少なからず元気になります。暇つぶしにおすすめします。

成功し、世に名を残した人が、全てに完全であるとは言いません、欠点もあるでしょうが、考え方が皆、悲観的な考え方ではなかった、というのは共通するところだと思います。

とにかく、本日の記事で私が言いたいのは「あんまり悲観的になり過ぎないでね」ということです。

繰り返しますが最初に戻って・・

悲観からは何も生まれない」・・のです。

The following two tabs change content below.
nora

nora

シニア世代の自由人、趣味のオヤジバンド・野鳥写真・風景スケッチ等で西多摩方面に出没