「現代通信事情」のお勉強(幼稚園レベル)、今更ながら、「5G」って何?

1、通信の「G」って、そもそも何?

5G」・・通信の「」て、そもそも何なの?  という、基本中の基本から、まず保育園レベルから話を始めたい。

「G」というのは「Generation」の略で、直訳すると「世代」、つまり、通信の世界の「世代」とは「通信規格」によって、進歩する通信の歴史を「1G」「2G」というよう表示で表すものなのだ。

2、「G」の進化と歴史

ではこの「G」の進歩と歴史を簡単にザックリと振り返ってみるとする。

「通信の歴史」=「通信速度の進化」と言って良いだろう。

<1G>第1世代・・アナログ電波

携帯電話が普及した時代。最初の携帯電話は弁当箱ぐらいの大きさだった。

<2G>第2世代・・デジタル電波

PHSやポケベル登場。

メールインターネットが普及した時代

<3G>第3世代・・スマホ登場

ガラケーからスマートフォンへの時代。

国際的な通信規格が出来た時代。通話の音質が向上。

<4G>第4世代・・スマホ全盛

スマホが急激に普及。

3Gに比較して通信速度が格段に進歩(約10倍)

※4Gは、一般的に、3Gと4Gの中間的な通信規格LTE(Long Term Evolution)を含んでいる

4Gの進化は(LTEも含む)情報量の多い「映像」等のものがスマホ等で、速くサクサクと見れるようになり、通信端末の可能性と需要を拡大させた。

<5G>第5世代・・革命的進歩

2020年から運用、4Gの約20倍~100倍(進化中)の通信速度で、大量の情報量を通信可能。また、通信の遅延も1/10に改善。

そして、5Gは、4K・8Kなど大量情報通信、超高速通信が日常的になり、更なる飛躍的な技術革新は、通信界のみならず社会の仕組みまで変えてしまう影響力があるのだ。

3、「5G」とは

5Gの特徴を上げるとすれば以下の3項目。

◎高速・大容量通信で出来ること

マルチアングル3Dなどの情報サービス提供が安易になる、

◎低遅延通信で出来ること

タイムラグ軽減により、音楽やリアルゲームサービスの可能性拡大。

◎同時、多接続

・高速・大容量通信が可能になることで、仕事でも家庭でも、通信設備・電気設備・空調設備・警備設備などをまとめて統合した管理(コントロール)が可能となり、またそのようなサービス提供が出来るようになったのだ。
このような通信の進歩で、我々の生活も大きく変化が起きるのは間違いないだろう。

4、「5G」の近未来

具体的に、どのような分野で顕著に5Gの影響が現れるだろうか?

一般的な通信設備の充実は元より、以下のような分野での5Gの活躍が期待される。そして最後に、良い事ばかりの5Gだが、ネガティブな要素が一切ないわけではないのでそこにも触れておきたい。

◎自動運転技術の進歩

自動運転化は既に相当進んでいる現状だが、通信のタイムラグと大量情報通信が可能となり、遠隔操作やコントロールが大きく進化するだろう。また乗用車のみならず、電車や飛行機などの運行のより安全な自動化も更に進むだろう。

◎遠隔手術の進歩

直接人命にかかわるような医療技術も、飛躍的な進歩を見せるだろうし、ロボット技術の進歩と相まって医療面以外の多種の事業で可能になることが増え、通信の世界を広く、そして社会の細部に浸透させるだろう。

◎警備システムの向上

より複雑な認証システムや、監視カメラの情報収集から解析時間が大幅に削減され、瞬時の判断対応が出来るようになる。

◎物流システムの簡素化、高速化

現状でも人手不足の物流業界だが、問題を解消し、効率の良い物流システムを構築出来るようになる。

◎5Gのネガティブ要素

通信の飛躍的進化と同時に、それが機能しなくなった時に、進化に比例して社会全体に深刻な甚大な被害が及ぶということ。大きな危険性と隣り合わせだということを肝に銘じておくべきだろう。

どんなものにも、メリットデメリットはあるが、通信は技術が進歩するほど社会生活への影響力が増し、人体にたとえるなら神経のような存在に今やなりつつある。だから、免疫力を高めることは必須だ。その分野の進歩も、通信の進歩と同レベル、イヤ、それ以上の進化の必要があるのだ。

SF映画で人間がAIに征服される、という話がある。故、ホーキング博士はそれが現実になる可能性が高いと、かつてと予言した。空想の話としてだが、AIの最大の武器は通信となる。
それ程、通信というのは人間社会において大きな存在なのだ。

私は、未来の人間が、AIにやられる程、愚かではないだろうと思っているが、人間同士の争いの武器としての、危険度は無視出来ないと思っている。また、通信は経済と密接にリンクしているため、すでに大国同士の「5G」の覇権争いが水面下で激化している。

通信は私たちの身近の、身の回りから地球規模に至るまで、ケーブルや電波で網羅され。通信で提供される情報が飛び交っている。その情報に流されるように、日常生活を過ごしている。

このような時代には、たまには、追いつけないような通信の速度に翻弄されることなく、自分のペースで立ち止まり、情報をやり過ごすことも、大切だと思う。

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nora

nora

シニア世代の自由人、趣味のオヤジバンド・野鳥写真・風景スケッチ等で西多摩方面に出没